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なんばから高野山を結ぶ南海高野線を利用し、橋本と極楽橋間は観光列車「天空」を利用して景色を楽しむ旅の紹介です。
南海電鉄は細かい支線を除くと、大きく2路線、南海本線と南海高野線を運行しています。
ブルーのラインが南海本線、グリーンのラインが高野線。
南海本線は関西空港へのアクセス特急「ラピート」が走っているところであり、大阪湾沿いに走っています。最終的に列車は孝子(きょうし)峠を越え、和歌山県最大の都市である和歌山市を終着としています。
一方、高野線は堺市辺りで大きく南東に方角を変え、大阪の内陸部分へと進んでいきます。本線と同じように和歌山県へと向かいますが、超える峠は紀見峠であり、奈良県との県境の都市である橋本市を経由しさらに高野町高野山を終着としています。
高野線は実体として4つ運行区間に分かれています。
なんばから橋本は住宅地も多く”普通の電車”が走るエリア。なんばから中百舌鳥へは泉北高速鉄道も乗り入れており、この間は一体で運行されています。ちなみになんばから岸里玉出間というのは南海本線への乗り入れエリアだったりします。詳しくは後述。
「天空」で景色を楽しむ橋本から極楽橋。この間は急な登り坂(50‰)、カーブ、トンネルの多い山岳鉄道へと変化します。カーブも曲率が高いものが多く、街中を走る20m越えの車両は利用できないので17m級の短い車両が利用されています。なお、特急「こうや」は17m級なのでなんばから極楽橋まで通しで通行することが可能。
極楽橋から高野山。ここは鉄道線ではなく鋼索線であり、所謂ケーブルカーが運行されているエリア。5分程度で300mほど高度を上げ、終点高野山へと至ります。ちなみに高野山駅の周りには何もなく、寺院エリアへの中継地点のような役割があります。
そして最後におまけで汐見橋から岸里玉出。こちら汐見橋線の愛称がありますが、汐見橋はれっきとした高野線の始点駅であり、この区間ももちろん高野線。ただし岸里玉出を境として物理的にぶった切られていますので相互に行き来することは不可能です。汐見橋線については下記で紹介してますので是非ご覧ください。
▼汐見橋線
観光列車「天空」は前述の橋本から極楽橋間の山岳エリアの風景を楽しむことに特化した特急列車です。
座席は自由席と指定席がありますが、後述の専用座席から景色を楽しみたいのなら520円の指定席料金が必要となります。
列車の座席はテーブル席を除いて進行方向右手に向かっており、その道中の森林の深いエリアを走る様子が一段と見やすくなっています。
またそれ以外にも、もとあった出入口を利用したであろう展望デッキがあったりと工夫の凝らした設備があることも特徴の1つ。
ちなみに天空は2009年に登場した列車ですが、その前身(というか改造元)となる22000系「ズームカー」は1970年に製造された車両です。昭和からこの令和まで約半世紀に渡って現役で運行されているものすごいところ。
時期や平日・土日祝日により運行便や時間が異なります。
3月〜11月:水曜日・木曜日を除く毎日運行
※ ただし水曜日・木曜日が休日の場合は運行
12月〜2月:土・休日のみ運行
橋本発 | 極楽橋着 | |
---|---|---|
天空51号 | 08:26 | 09:02 |
天空1号 | 10:40 | 11:16 |
天空3号 | 13:29 | 14:09 |
極楽橋発 | 橋本着 | |
---|---|---|
天空52号 | 09:15 | 10:02 |
天空2号 | 12:00 | 12:38 |
天空4号 | 15:46 | 16:25 |
橋本発 | 極楽橋着 | |
---|---|---|
天空1号 | 10:13 | 10:54 |
天空3号 | 13:29 | 14:03 |
極楽橋発 | 橋本着 | |
---|---|---|
天空2号 | 11:49 | 12:29 |
天空4号 | 16:00 | 16:37 |
天空の乗車は前日(17時)までの予約が必要であり予約方法は電話のみ!
*当日空席があれば当日券の購入は可能
南海は特急の列車予約システムも持っているのに何故か天空だけは「電話のみ」…。
多少不便ですが下記の「天空予約センター」へ電話して予約しましょう。
また電話する前に事前に運行日、運行便名と空席の情報を下記で調べておくとよいでしょう。
▼(外部リンク)「天空」空席状況/南海電鉄
電話の流れを簡単にまとめると、
MM月YY日(〇曜日)の天空XX号を予約したいのですが。
何名様でしょうか。
Y名です。
お名前お伺いしてよろしいでしょうか。当日ご連絡可能な電話番号もお願いできますでしょうか。
名前は△△です。電話番号は090-XXXX-YYYYです。
ありがとうございます。MM月YY日(〇曜日)の天空XX号でY名様承りました。
予約番号をお伝えしますので、当日引き換え窓口でお名前と合わせてお伝えください。
ポイントは青時の部分の様に正確にどの電車に乗りたいのかを伝える事、そして先方から伝えられる予約番号をしっかりと確認することです。復唱するのが良いかと思います。
これは橋本駅のケースですが、このようにホーム上に引き換えブースが用意されています。
こちらで前述の予約番号と名前をお伝えすると指定席券のチケットを発券してもらえます。なお、料金の支払いは現金のみですのでご注意を。
乗車の様子は下記の記事で紹介したいと思います。
▼天空乗車の様子
和歌山のガイドブック
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