北海道は札幌を起点、稚内を終点とし縦断する旅、さらに北海道までは大阪/京都からフェリーを利用する長時間フェリーの旅。2日目は小樽までのフェリー旅と札幌への移動。後半はフェリーの夕食後から札幌まで!
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この記事の旅程
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02.舞鶴FT=小樽FT
夕食を済ませた18時ごろ。いよいよ小樽までは3時間弱と言ったところ。
19時前には積丹(しゃこたん)半島の先端付近までやってきました。
オープンデッキから景色を眺めていると、同じ「新日本海フェリー」のフェリーとすれ違いました。朝には姉妹船で反対方向に向かう「あかしあ」とすれ違いましたが、これは時間的に言って新潟へ向かう「らいらっく」ですね!
そして積丹半島の先端と言えば神威岬(かむいみさき)!海上から見る灯台も素敵です。
薄く棚引きたるは、ファンネルから噴き出すディーゼルの排気煙。
前日の出航の差異には白く見えた煙は、実は茶色っぽい色だったことをここで知りました。
積丹半島を回り込んでいるうちに日が暮れました。ここまで来れば小樽まではもうすぐ。
やがてまばらだった街灯りも、小樽に近づくと一気に増えてきます。
小樽FTの様子が見えてきました。舞鶴FTから20時間をかけたフェリーの旅もようやく終わりです。
フェリーは接岸前に方向転換し、お尻の方から進入。そして定刻通りに着岸。
03.舞鶴FT=小樽築港
下船後は、小樽FTのしっぽの様に長く伸びる連絡橋をターミナル側の母屋まで歩かないといけないのが地味に遠回りで面倒でした…。
ターミナルでは割と遅い時間にもかかわらず、売店も開いているようです。
さて、ここから予約したホテルのある札幌まで向かう訳ですが、最寄りのJR小樽築港駅や小樽駅までの交通手段は2つ。1つは連絡バス、もう1つは徒歩。
当初は連絡バスを利用するつもりで、その予約をフェリーの案内所でするつもりだったのですが、係員の方から「連絡バスまで4,50分待ちますし、大人の足で小樽築港駅まで20分くらいですよ」と教えていただきましたので徒歩にしました。
バスも無料ではないし、何より待ち時間が無駄ですからね…。
よって最寄りの小樽築港駅までてくてく行きます。
なお、その道中は比較的店舗も多いエリアを歩きますが、時間も21時ごろと殆どの店舗が閉まっています。
交通量も多い方ではありますが、人の様子はまばらです。もしそのあたりが不安なのであれば、多少待ち時間はあるものの連絡バスを利用する方が安全かもしれません。
大きいイオンやニトリのそばを歩いて案内通り20分程度で小樽築港駅が見えてきました。
なお、北海道と言えど7,8月は日中30℃、夜でも20℃程度ありますので、大きな荷物を持っている私は結構汗をかきました。結構いい運動になる程度の移動でした。
04.小樽築港=札幌
列車旅としてはここ小樽築港から。北海道上陸後の初の列車の乗りましょう。
効率よく下船し徒歩移動すると、この21:21発岩見沢行きの列車に乗車できます。
少しあった待ち時間に、早速北海道限定の缶コーヒーを購入。どうも限定商品は買いたくなってしましますね…。
一般的な通勤型列車のようです。
滅多に乗らないJR北海道の列車は、そんな通勤型列車であっても座席の並び方や、かかっている広告なんかも非常に新鮮な気持ちで楽しめますね。
列車はしばらく日本海側を走るのですが夜なので残念、真っ暗でその景色は一切見えません。
3,40分も乗車すると札幌に到着。
ホテルは大通りにあるので地下鉄へ乗り換え。
04-01.札幌=大通
1駅だけなんですが、歩くのもつかれるので市営地下鉄南北線に乗車して大通を目指します。
ちなみにぱっと見普通の電車ですが、実はタイヤで走っています。普通の電車ではなく、大阪でも走っているOsaka Metro南港ポートタウン線、通称ニュートラムの親戚みたいなものですね。
大通に到着し、後はホテルを目指すだけ…。
04-a.ホテル/GARDENS CABIN
大通駅のすぐそば、南1条通りに面した部分にある「GARDENS CABIN」が宿泊するホテル。
フロントフロアに到着し、チェックインを済ませます。
こちらカプセルホテルになっており、3千円弱のリーズナブルな価格で宿泊ができます。
荷物のセキュリティも気になるところですが、このように各ベッドの下にはカギのかかるシャッターが付いており安心して荷物が保管可能。
なお、宿泊フロアは男女別になっているので女性も安心して宿泊できます。ついでに言うと各フロアはカードキーで制御されていますので、部外者は基本的に立ち入れないもの良いところです。
こちらのホテルには大浴場やサウナもついています。旅の疲れはやはり大きいお風呂で落としたいですよね…。
風呂でじっくり汗を流し、就寝するのはこちらのベッド。
セミダブル程度の広さがあり、思いのほかゆったりとしたスペースがあります。
また、頭側の部分にはコンセントがあるほか、貴重品をカギをかけて納められるちょっとしたスペースもあります。
そして各ベッドにはテレビも備え付けられており、ヘッドフォンは受付で借りられます。
各フロアには洗濯機、乾燥機、大浴場フロアにはドラム式洗濯乾燥機が備え付けられているのも良いところ。
私は洗濯を待つ間、共用スペースかつ作業もできる受付フロアにて翌日の計画を検討。2日目は札幌から旭川に移動しつつ観光するプランが立てられました。
そんなこんなで洗濯も終わりました。長い長い関西からのフェリー旅も終え、翌日に備えて就寝します!
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