北海道は札幌を起点、稚内を終点とし縦断する旅、さらに北海道までは大阪/京都からフェリーを利用する長時間フェリーの旅。6日目後編は稚内空港から関西空港へ。
目次
この記事の旅程
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
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12.稚内空港=羽田空港
搭乗手続き
空港からも利尻岳が見えました。
さて、後は帰るのみなのですが、昼食をいただいたり、お土産を買ったりとしないといけません。
1Fのカウンターで早速手続きを。
ANAしか定期就航便しかないようで、カウンターは迷いようもありません。
なお、1Fは到着フロアでもあります。
無事カウンターで手続き完了。
大阪までの直行便が無いため、東京羽田でトランジットする必要がありますが、羽田での乗り換え便はSFJ(スターフライヤー)運航便。よって2022年8月においてはターミナル間の移動が必要となります。
また、そこそこ大きな荷物を引き連れて移動するもつかれるので、カウンターで荷物を預けました。
後述の別記事でまとめていますが、人はターミナル間移動が必要なものの、荷物は自動で引き継いで最終目的の大阪関西まで持っていってくれます。
稚内空港レストラン/ANA FESTA
大変コンパクトな空港は無駄な移動も不要で乗客にも優しくなっています。
ここ2Fは出発ロビーになっているほか、最後にお土産を購入したり、食事をしたりするフロア。
遅い朝食の後ですが、これを逃せば昼食は食べられない可能性が高いので、この空港レストランで頂くことにします。
レストランの推しは帆立ラーメン。
レストランの各種メニューを紹介します。
まずはめん類のメニュー。
ご飯ものもあります。
ちょっとした晩酌も可能です。
アルコールもあればお子様やレディにもぴったりなソフトドリンクも。
私が注文しましたのは「おおなごフライカレー」(825円)。
「おおなご」というのは”大女子”と書き、皆さんご存じ「いかなご」が成長して大きくなった姿です。
特徴はこれと言っては無かったですが、白身魚のフライカレーとして美味しくいただけました。
レストランの隣には稚内最後の売店となるANA FESTA。
こちらでは稚内駅土産物屋で取り扱っていなかった六花亭のマルセイバターサンドも購入可能。
搭乗
少し早めに保安検査を終えて制限区域へ。待合室はこの見えている風景がすべて!
乗機する飛行機は10分程度遅れて到着。
羽田での乗り換え時間が少ないものですから若干不安になってきました。
乗機前には羽田の気温が提示されており、本州の知りたくない気温を知ってしまいました…。前回の記事で紹介した通り、朝の稚内は20℃程度にあるのに対して東京は33℃と10℃以上の開きがあります。
やはり月曜日なので乗客は少なめ。
予約したのはこのような前に座席がなくセパレートのある座席。前の座席の圧迫感もなく、広々と利用できる座席です。
また、隣の座席には乗客がいないことから、手荷物を隣の座席に置かせていただきました。
なお、機内エンターテインメントは座席付属のコントローラから操作可能。
羽田まで
飛行機は到着が遅れたため、その分後に押して出発です。
一旦滑走路の西端で転回。その際には利尻岳も良く見えます。
出発後はすぐに南へ旋回。
天気が悪かったため、宗谷岬の様子が見られなかったのが残念です。
稚内周辺は上空の気流も多少悪く、揺れに若干ビビりながら天候が回復することを祈ります。
飛行機での数少ない楽しみの1つである飲み物の提供。鬼滅の刃タイアップな紙コップで提供されていました。
話は脱線しますが、その鬼滅の刃もあまり聞かなくなりましたね…。最近は「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」が流行っているようです。
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ポチップ
やがて仙台付近に差し掛かりました。天気の悪い北海道でしたが、東北エリア以南は良好のようです。
北関東エリアでは少し遊覧飛行。上空から日立市の方面を望みます。
この広い水たまりはは霞ヶ浦。
東京に近づくにつれて、景色からは緑がなくなり、住宅の密集した様子が上空から確認できるように。
都心上空を飛行するコースで、丁度都庁が見えました。
東京タワーやスカイツリーも。
2時間の旅を終えて羽田に到着。
ここまはまだ旅の中継地点でしかありません。
てっきりターミナルビルに接続されるのかと思いきや、沖止めでバス移動…。
13.羽田=関西
トランジット(乗り換え)
今回1時間と少しの乗り換え時間でANA便が到着するT2と、ANAのコードシェア便であるスターフライヤー(SFJ)便が出発するT1への移動の様子は下記の記事にまとめました。
▼実体験を踏まえてANAとSFJのターミナルを越える乗り換えを解説
関西まで
到着が遅れていましたが無事にスターフライヤーの搭乗口に到着。
何だったら余裕があったので売店でハイボールを購入して一杯やってしまいました。
私が学生の頃に就航したスターフライヤーは当時からこの黒を基調とした高級感のある座席が特徴的です。
今でこそLCCが活躍していますが、スターフライヤーが関西に就航した2017年頃はレガシー航空会社よりも少し安くて綺麗な座席で重宝しました。
今となっては国内線でも当たり前についている機内エンタテインメント端末も、当時はめったに見る事がなく、このスターフライヤーは他社に先駆けて楽しめたことも利用した決め手だったことを覚えています。
ANAとコードシェア便を飛ばしていることから、関西発着の少なくない割合でこのスターフライヤー機材となります。
もしANAの予約でスターフライヤー便を敢えて選択したい場合は、コードシェアを意味する4桁の便名から選ぶとよいでしょう。
それにしても羽田空港は混雑しすぎて、地上を走る時間が非常に長いです。
もしここが稚内空港と同じ規模なら、大阪までは1時間もかからないと思います。
長い地上走行と待機時間を終えて、ようやく離陸。神奈川の風景が配下に見られます。
静岡に差しかかるとその離島も良く見えます。
スターフライヤーのコーヒーはタリーズの物が提供されますが、期間限定で同じタリーズの抹茶ラテが用意されていたのでそちらを注文。しっかり甘みの広がる抹茶ラテでございました。
やがて飛行機は関西へ。
この奈良とも和歌山とも区別のつかない紀伊山地の山々は、上空から眺めると緑が深く、また広大で圧巻的です。
南から着陸すると思いきや、大阪湾を回り込み、北側から着陸するようです。
そのため上空からは明石海峡大橋を眺めることが出来ました。
そして関西空港に到着。
稚内で預けた荷物は羽田での乗り継ぎ時間が短かったため不安でしたが、しっかりとここで受け取ることが出来ました。
6日に及ぶ旅はここで終了!
まとめ
今回の旅はまず移動が大変で、京都舞鶴を出発し、北海道小樽に到着する新日本海フェリー乗船から始まりました。
20時間にも及ぶ船旅では食事や船内イベント、そして大浴場にあるサウナを楽しむ旅。また、電波が届かないので色々と諦めてリラックスできる旅でした。
北海道についてからも札幌から稚内へと各観光地を巡り満足。美瑛・富良野では北海道らしさ満開の景色で大満足!
最後に稚内ですが、中々行けない日本本土最北の地であり、雄大な日本海・オホーツク海の景色でこちらも広い気持ちになったよう…。
全体を通して移動の多い旅でしたが、北海道の景色や食を満喫できる旅でした。
結局北海道を代表するスープカレーは3回も頂きましたし…。
フェリーで行くかどうは置いておいて、北海道を縦断する旅を過ごしやすい夏に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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