【3日目後編】風光明媚な猊鼻渓(げいびけい)の舟下りへ!

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Daisuke

旅行業務取扱管理者の資格を活用し、テーマ性がありつつも自由度の高い旅行を設計して実行しています。

得意分野:乗り物全般/一人旅

5日で東北3県(青森・岩手・仙台)を北から新幹線と在来線を利用して観光する一人旅。3日目後編は風光明媚な猊鼻渓へ!

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07-02.平泉=猊鼻渓

東北本線と言えど、概ね1時間に1本程度なので時間には注意が必要です。

さらにここから向かう猊鼻渓は大船渡線を利用しますが、さらに少ないのでかなり旅程の工夫が必要…。

ちなみに平泉で下車する際に記念乗車スタンプをお願いすると、こんな感じの豪華な押印を頂けます。

いわてホリデーパスに欲しかったのですが、これに押してしまうときっぷ自体が無効になってしまうとのことで、紙に押していただきました。

まあ入場券買っても良かったかもね。

さてさて、まずは乗り換えの一ノ関へ。若干遅れているのが気になるところですが…。

一ノ関へは2駅で約7分。磐井川を渡ればすぐに到着です。

一ノ関での乗り換え時間が少なくて焦っていましたが、向かいに止まったので意外と余裕だった件。

大船渡線は路線名が表す通り大船渡まで走る路線でしたが、先般の大震災により気仙沼が終着。その先はBRTに転換された路線です。

さてさて、列車は気仙沼方面へと出発。

列車は乗車率が高く、座ることができませんでした。近くにいた気仙沼に向かうであろう奥様方が「なんで今日はこんなに混んでるんでしょうね?いつもはガラガラなのに」と言っていたので普段は混むような路線ではないことがうかがえます。

北上川を架かる橋を通過中。

ここから向かう猊鼻渓までの様子しか分かりませんが、ひたすら山間部を走るイメージで、間近に迫る山々の風景が楽しめます。

途中いくつかの駅に停車。

猊鼻渓駅は随分とコンパクトなところ。

山の斜面に頑張って取り付けました感がすごいですね。ちなみに駅舎の前に公衆トイレや公園があります。

07-h.猊鼻渓舟下り

さて、ここから向かうのは猊鼻渓の美しい風景が楽しめる舟下りができるその乗り場!

乗り場までの道はほぼ1本道で、駅を出たら右手、つまり北上していけばOKです。

その道を突き当りまで進みますと、このように大船渡線の橋梁が見えますので、右折。

まあ案内板も出ていますし、目視できるので迷う方が難しいんですが。

一番奥にある建物が乗り場になっていますので乗船券を購入します。

乗船券売り場は手前の小さな建物、乗り場(兼土産屋)は奥にある建物。

乗船券は1,800円です。

そして運行時間はこの日は随時運行だったので通常の運行時間は関係なく、おそらく人数がそろえば出発しているようでした。

なお、所要時間は約90分です。

乗船する小舟がこちら。エンジンはなく、船頭さんが漕ぐスタイル。

このオレンジの物体は座布団兼緊急時の救命装置です。

舟はゆったりと出発。

所々見える断崖絶壁の岩には名称がついており、船頭さんが紹介してくれます。

また、この辺りの岩は石灰岩となっており、このように岩の合間から木が生えてくるには随分と時間がかかるらしいです。

川の両面が岩に挟まれており、船頭さんの説明時以外は静かな時が流れる風光明媚なところ。

その経路の途中には毘沙門窟と言う毘沙門天を祀ったちょっとした洞窟のようなものがあり、皆さんお賽銭を入れるのに苦労されていました。

水面は随分と濁っていますが、これは前日に雨が降ったため。普段この砂鉄川はもっと透明度の高い川なんだそうです。

この岩は「少婦岩」という名前が付いています。そこはかとなく人の顔の横顔に見えるのが特徴。

往路終点(?)の乗り場が見えてきました。

よく観光スポットの紹介で案内される写真はこの辺りで撮影したものらしいです。

上陸したら奥の方まで進んでいきましょう。

小さな橋とまた反り立つ岩が見えてきました。

小魚が泳いでおり、これらに餌を与えることができます。エサは乗り場や舟の中で50円で購入可能です。

紅葉は10/20頃(今年?)が見ごろのようで、ここも色鮮やかな風景が見られることでしょう。

さて、橋を渡った先に見えていた岩は「大猊鼻岩」と呼ばれる岩のようです。

ここではちょっとした運試しが出来ます。

向かいに小さな穴が見えていますでしょうか。

この小さな焼き物?をあの小さな穴に投げ入れる「うん玉投げ」というイベントが楽しめます。

3個で100円。「福」「縁」「寿」「愛」「願」「運」「恋」「絆」「禄」「財」の玉があるので好きなものを選びましょう。

ちなみにそれなりの距離があります。

「いけるやろ」くらいの感覚で投げたら届きませんでした…。そしてノーコンであることも無事判明しました(笑)。

なお、上陸時間はそれほどございませんので、すぐに舟へと戻ります。

余ったエサはこの辺りに大量にいるコイとカモに挙げてしまいます。正直気持ち悪いくらいコイが集まってくる上に、すかさずカモがそれを奪いに来ます…。

取り合いの様子。皆にエサを貰えるので皆肥えていますね。

帰りもゆったりとカモを引き連れて舟下り。

全国でも川下りは多くありますが、上りも下りもあるのはここだけ(?)のようです。

ちなみに雨が降れば舟の上に屋根が付き、さらに冬になればコタツもつくみたい。

さらに年中無休で運行されているのと事です。

さて、約90分の船旅を終えて戻ってきました。

あと、乗り場の隣にドラえもんのどこでもドアがありました。

観光地情報

観光地名猊鼻渓舟下り
住所〒029-0302 岩手県一関市東山町長坂町467
電話番号0191-47-2341
URL(外部リンク)公式HP
営業時間公式HP参照のこと
料金大人1,800円

07-03.猊鼻渓=北上/POKÉMON with YOU トレイン

猊鼻渓=北上

さて、ちょっと早いですが3日目の観光は終わり。

ここからまた北上へと戻ります。本当は仙台にホテルを取りたかったのですが「みちのくYOSAKOIまつり」があったためかビジネスホテルは満室で順々に北へ辿って行った結果北上に…。

大船渡線の時刻表はご覧の通り。かなり本数が少ないのでくれぐれも注意しましょう。

想定より早く舟下りが終わってしまったので、15:10の一ノ関行きにも乗れたのですが、この時刻表に乗っていない快速の指定席券を購入していたので見送りました。

それが「いわてホリデーパス」を購入時に合わせて発券しておいたこちら「POKÉMON with YOU トレイン/ポケモン気仙沼号」です。

ちなみに敢えてこれに乗ろうとしたわけではなく、列車の本数が少なすぎて選んだ感じ。

側面にはピカチュウがいっぱい!

ちなみに社内の座席はこんな感じにお子様が大変喜ぶような感じになっています。

座席の持ち手もポケモンボールと凝っています。

入鋏印もこの列車用の特別なもので、ピカチュウの絵が描かれています。

なお、一ノ関側の車両がプレイルームになっており、多くの親子がそちらで遊ばれているようでした。

乗車時にスタッフさんからその案内を頂けましたが、スタッフさんはマニュアル通り言わないといけないし、こちらも男性1人で乗車してるし何とも「お、おぅ…」みたいな気まずい感じに(笑)。

ポケモントレインというかピカチュウトレインですね、これは。

ちなみにプレイルームは今の所2部制で、時間が終われば戻らないといけません。

ここでも親子3人の座席に相席していたので、戻って来た女の子に「このおじさん誰?」みたいな顔で見られたので、終始空気になるように努めました。

列車はようやく一ノ関に到着。

一ノ関=北上

待ち時間があったので少々駅の周りを散策。偶然先ほど乗って来たであろうポケモン号が駅付近の待機戦に引き上げてくる様子が見られました。

駅名は「一ノ関」ですが、市名は「一関」と書くんですね。兵庫の「三ノ宮」と「三宮」みたいなもんですね。

ポケモン号の歴代ヘッドマークが構内に展示されています。

ピカチュウと記念撮影もできますよ。

さて、この普通の電車で北上へ。

07-i.北上パークホテル

北上駅に到着。

宿泊するホテルは駅前の大通りを直進して数分の距離。

奥に見える「北上パークホテル」が3日目の宿。ご覧の様にコンビニも近くて便利です。

なお、入り口は大通り面にはないのでご注意を。

受付を済ませて昔ながらのカギを貰いました。

部屋の広さは十分でしょう。

一点だけ、部屋の電灯が微妙に安定しないのが若干気になりました。

風呂は結構狭いのですが、別のフロアに大浴場があるのでそちらを利用するとよいでしょう。

3日目の旅行はこれで終わり。4日目は宮城を旅行して東京へ!

ホテル情報

ホテル名北上パークホテル
住所〒024-0061 岩手県北上市大通り2丁目2-11
電話番号0197-65-2323
URL(外部リンク)公式HP
予約るるぶ
じゃらん

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