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この記事は 2020年07月21日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
四国の普通列車も特急列車も乗り放題な「四国満喫きっぷ」を利用し、四国を文字通り3日間で一周しました。この記事は2日目の旅行記です。
景色は素晴らしいんだよなあ…。少しホテルを早めに出て、緑の多いところを散歩。
昨晩着いた宿毛駅。広いロータリーにはバスもタクシーもいない。なんでも宿毛市の中心地はこの宿毛駅ではなく、一つ手前の東宿毛駅なんだそう。
またしてもアンパンマン列車がやってきた。2日目の始まりは09:05発「あしずり6号」。
目的地の中村駅までは約15分ちょっとの時間ですが、風景の良い自由席の一番前を確保できました。
中村駅到着寸前には四万十川を横断。この日は四万十川を巡る観光になります。
中村では2時間程度の時間を取り、四万十川と佐田沈下橋に行きます。
駅のすぐ南側に四万十市観光協会があり、こちらで電動自転車をレンタルすることができます。
施設名 | 四万十市観光協会 |
住所 | 〒787-0014 高知県四万十市駅前町8−3 |
電話番号 | +81880354171 |
レンタル費用は2,000円/5時間。マウンテンバイクは半額でレンタルできますが、(舗装の整備されている)山道を走ることになるので電動にするのが良いです。
受付の女性にサイクリングコースを丁寧に説明いただき、お勧め通りのルートで見学してきました。
また、この観光協会ではサイクリングの間、荷物を無料で預かってもらえるので、大きなリュックは置いて快適な観光ができます。
先ほど電車から見えていたのは赤鉄橋です。
橋を渡ると川沿いを上流の方向に向かって整備された堤防道路を走ります。
これは下流方向を撮った写真だと思う。
土手の左手にはこのようなのどかな風景が広がります。
堤防道路を走っているとやがて道が細くなり始め、曲がりくねった上下のある道を進むことになります。
所々状態の悪い場所もありますが、基本的に整備が行き届いているので振動も少なく快適です。
そしてたどり着いたのが佐田沈下橋。中村駅から一番近い沈下橋です。
沈下橋は欄干がなく、なおかつ川が増水した時には川の下に沈むことから沈下橋と言う名前がついています。
この道は地元民の生活道路になっており、軽自動車が普通に渡っています。
川沿いにはいくつかの休憩スポットやトイレのありますので安心ですね。
再び下流まで下りてきました。ちなみに往復で約1時間弱ほどです。もう少し景色を楽しみたいのでしたら2時間は見ておいたほうがよいですね。
朝とも昼とも言えないご飯を頂く。この玉子巻きが柑橘系の風味がして中々おいしかったです。
店舗名 | さぬきやうどん |
住所 | 〒787-0014 高知県四万十市駅前町3−6 |
電話番号 | +81880346814 |
自転車を返却して、駅で次の電車を待ちます。
ちなみに土佐くろしお鉄道の駅。
線路の間にある、このホース何かなって思ったんですが、普通に経由かガソリンですね。気動車ですから定期的に燃料補給必要ですからね。
普通のローカル列車に乗って、土佐くろしお鉄道とJR土讃線との境界駅である窪川駅まで向かいます。
海のそばも通ります。あと、土讃線も土佐くろしお鉄道もですが、トンネルや山間の走行時間が長く、スマホでインターネットは割と使い物になりません。紙のJR時刻表が調べ物に地味に役に立ちました。
窪川駅に到着。ここから写真の先にある中間改札(無人)?みたいなところを通り、JR側のホームへ向かいます。何故か駅舎が別々なんです。
ここからは徳島駅で買ってきたこの指定席券が役に立ちます。
そう。トロッコに乗りました!
2日目最大のイベント。指定の日に1本(上下それぞれ)走っている「しまんトロッコ号」に乗って四万十川観光です。出発時刻は13:26。
宇和島方面へ1日5便しかない予土線の貴重な1便であり、この列車を逃すと3時間以上待たないという…。
なお、この列車にはトイレもなければ長めの停車時間もないので確実に駅のトイレで用を足しておきましょう。
窓がないのは素晴らしい。ガラスの反射を気にせず写真を撮れるのが良いです。
ものすごい違和感。
窪川駅から宇和島駅まで向かうのですが、トロッコに乗れるのは土佐大正駅から江川崎駅までの区間のみです。それまでとそのあとは前方の普通列車となります。
窪川駅から一つ隣の若井駅までは土佐くろしお鉄道。予土線は若井駅までなのですが、窪川駅まで乗り入れしています。よってこの1駅区間は青春18きっぷでは乗れないのはマメ。
何はともあれ土佐大正駅に着き、後方への移動許可がでます。
座席からはこのような眺めになります。四万十川沿いを進みますが、左岸右岸を行き来するので、どちらの座席であっても風景を楽しめます。
さすがは日本最後の清流と言われる四万十川。エメラルドグリーンのように見えて綺麗です。
トロッコ区間ではアテンダントのおばさんが色々と集落や時折の祭りの様子、次の絶景ポイントなどを説明してくれるので助かります。
記念乗車証とバッジをいただきました。あとは乗車記念のプレートの貸し出しもしていたので、記念撮影にもよいでしょう。
横断したり並走したり色々。
沈下橋も見えました。
対岸の山が水に綺麗に反射しています。アテンダントのおばさんも「車とは違った風景が楽しめるので鉄道もいいものです」と仰っていましたがまさにその通りだと感じます。車では走れないような場所、一段高い風景からの風景なども楽しめるでしょう。
江川崎に到着するとまた前方の普通列車へ移動。トロッコ旅も終わりです。
江川崎からは本当に田園風景の多い路線です。全日程の中でもこれほど田園風景が続いたのはこの区間以上になかったように思います。
終点の宇和島駅に到着。
宇和島駅で時間を取ったのは、夕飯にしたかったからなんですよね。
商店街の方を宇和島城の方へ向かって飲食店を散策。鯛めしを食べたかったのですが、全然店が開いていない…。このランチタイムとディナータイムの間の時間に着いたのがよろしくなかったです。ちなみに飲食チェーン店も全然ない…。
愛媛は鯛めし有名ですが、松山と宇和島では食べ方が違うので試したかった…。
上る時間は無いので下から城を眺めておきました。店も開いてないので夕食は諦めて駅に戻ります。
令和2年7月豪雨で特急が走る山手側の予讃線(内子線)の一部で土砂崩れがあり、特急は伊予大洲駅まで。
2020/07/20からは不通区間が解消し、代行バスの運行も終了しています。
乗る特急は17:07発「宇和海24号」。そしてやっぱり気動車(汽車)。
一番後ろに乗りました。やっぱり車両が古い…。
トンネル多めでインターネッツできない。
伊予大洲駅までは割とすぐ。ここからは代行バスに乗り換えて松山駅まで。
駅のトイレきれいでした。
伊予鉄の代行バスに乗り換えます。ここからは高速を走ってひたすら北上。
まあ普通の高速バスですね。
工事用の車両でしょうか。
伊予市のあたりかな?うろ覚えです。ただただ松山に近づくにつれて建物や明りが増えていきますね。
松山駅で写真撮ってないな…。電車の倍くらいかけて松山駅に到着しました。
松山駅で念願の夕食にたどり着きました。
焼豚玉子カレー。何だかんだでカレーライスが大好き。前日の夕食もカレーライス。
お店はこちら。
店舗名 | デリー松山駅店 |
住所 | 〒790-0062 愛媛県松山市南江戸1丁目14−1 |
電話番号 | +81899459852 |
ホテルは松山市駅に近い「東京第一ホテル松山」を取りました。前日と違いこちらは素晴らしかったので紹介しておこう。
ホテル | 東京第一ホテル松山 |
住所 | 〒790-0006 愛媛県松山市南堀端町6−16 |
電話番号 | +81899474411 |
URL | https://www.hankyu-hotel.com/hotel/dh/tdhmatsuyama?utm_source=googlemybusiness |
JR松山駅からは路面電車に乗り、南堀端駅のすぐ前にあります。受付の対応もよく、部屋も掃除がきれいに行き届いており快適でした。
ちなみに風呂はもちろん道後温泉(ここ2年で3回目)に行ってきました。目の前の南堀端駅から路面電車で直通20分くらいですね。
道後温泉は前にも紹介したのでこちらを
▼会社の先輩とうどん・温泉旅行
翌日は徳島へ戻る最終日!
9,820円お得!
(18,350 – 8,000[四国満喫きっぷ] -530[指定席券] )
No. | 出発駅 | 出発時刻 | 到着駅 | 到着時刻 | 特急名 | 通常乗車料金(円) | 通常特急料金(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 宿毛 | 09:05 | 中村 | 09:22 | あしずり6号 | 630 | 310 |
2 | 中村 | 12:03 | 窪川 | 13:05 | 1,110 | ||
3 | 窪川 | 13:21 | 宇和島 | 15:57 | しまんトロッコ1号 | 1,870 | 530 |
4 | 宇和島 | 17:07 | 松山 | 18:35 | 宇和海24号 | 1,830 | 1,200 |
小計 | 5,440 | 2,040 | |||||
計 | 7,480 | ||||||
1+2日目合計 | 18,350 |
※自由席特急料金
※降車すれば通算しない
※しまんトロッコ1号の区間は土佐大正駅=江川崎駅
愛媛のガイドブック
高知のガイドブック
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