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この記事は約 8 分で読めます。
この記事は 2020年10月21日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
大阪から三重の湯の山温泉エリアへ日帰り旅行に行ってきました。往路は近鉄の「ひのとり」のプレミアム車両でリッチに過ごし、湯の山温泉エリアでは御在所岳で景色を楽しみ、もちろん温泉にも入ってきました。温泉は関西空港近くにできたあの温泉の系列…!
先月は沖縄旅行に行ってきました。十分格安でしたが3泊もしたのでそれなりに使いました。よって今月は金欠。
それでも旅行はしたいので、一つの目安である1万円くらいの交通費で往復できる三重県の湯の山温泉に行ってきました。
湯の山温泉は三重県北部にある菰野町(こものちょう)の御在所岳麓のあたりのエリアを指し、閑静な温泉街として有名です。
また、この時期になると紅葉の綺麗な所でもあります。
三重へは近鉄で行くのが早くて便利。
ただし普通に大阪難波から目的地の湯の山温泉に行くと片道2,190円します。そこで利用したのが金券ショップで売っている近鉄の株主優待券。かなりお得に乗車できます。
各社「なんば」駅近辺には金券ショップが多数あり、このように近鉄の株主優待券が売られています。また、このように自動販売機を設置している店舗も何件かあるので当日でも容易に購入可能です。
こちらの店舗は南海難波駅から近鉄大阪難波駅への地下通路の途中にあるチケットキャビン地下鉄なんば店と言うお店。このほかにも地上の甲南チケット御堂筋なんば店も自動販売機を設置しています。
あの広告のやつに乗るんだけどね。
旅行の始まり、近鉄大阪難波駅。
乗車するのは今年2020年の3月に運行開始した、近鉄の最新特急車両です。
ひのとりをイメージしたロゴ。早速乗車します。
今回乗車したのはもちろんプレミアム車両。レギュラー車両よりもさらに快適で、一番前と一番最後の車両に設定されております。
入り口を入ると直ぐにロッカーがあり利用は無料で、鍵の施錠は普通の鍵をかけるタイプのもの(手前2つ)と、自身の交通系ICカードで施錠できるタイプ(奥4つ)があります。
もう一つはカフェスポットとお菓子の自動販売機。名古屋まで乗車する場合は2時間以上かかりますから、少し小腹が空いた際にも便利ですね。
座席はこのような感じで、飛行機の国際線近距離ビジネスクラスを彷彿とさせるラグジュアリー感溢れるテイスト。
▼ビジネスクラス参考
そのシートピッチは1,300mmもあり、新幹線のグランクラスや、国内線のファーストクラスに相当するそう。
座席は電動リクライニングになっており、滑らかに動きます。
リクライニングさせるとここまで倒れます。
カーテンもボタンで操作可能。
テーブルはアームレストから引き出すタイプ
テーブルの格納されたアームレストと反対側のもののパーツをスライドさせるとドリンクホルダーになっています。また、コンセントも装備されています。
詳しくは装備の案内資料を確認してください。
先頭車両は前面展望車両。最前列の座席を取ることができれば、その眺めも格別でしょう。
特に奈良から三重の県境は緑も多く、長閑な田園風景を楽しめます。
窓の上部に座席番号が表示されていますが、予約済みは緑、空席は青のランプで表示されるようです。
1時間半程度の旅を終えて、乗換駅の津へ到着。
乗り換え後も特急。すぐに着きますが四日市へ向かいます。
湯の山温泉までは近鉄のローカル路線である湯の山温泉線へ乗り換えます。乗り換えは西側の5、6番線ホームへ。
1時間に2本程度あるので、それほど不便ではないです。
このような長閑な田園地帯や住宅地を抜けていきます。
終点の湯の山温泉駅までは約30分程度で到着。
基本駅の周りは何もありません。
御在所岳へはロープウェイに乗って上るのですが、鉄道駅からは離れているのでバスに乗って向かいます。
電車の本数はそれなりにありますが、バスの本数はそれよりも少ないのでタイミングを間違えるとかなりまたなければなりません(特に平日)。私もタイミングが悪く、30分程度待つことになりました。
料金は360円です。
バスの時間については下記を参考です。
▼近鉄湯の山温泉駅 時刻表(外部リンク)
バスで10分と少しでロープウェイの麓駅(ロープウェイ湯の山温泉駅)へ到着。
左手に見えるのが土産屋のベルフォレ、右手に見えるのは登山グッズを販売しているモンベルです。
これからこの中央に見えるロープウェイに乗って頂上の近くまで上がります。
麓駅で往復のロープウェイチケットを購入。会社の福利厚生で少し安く買えましたが、通常の往復価格は2,450円です。
ちなみにバスを待っている間にお話しした方はここからロープウェイではなく登山するようでしたのでお別れしました。
山上公園駅までは15分程度の旅。
中腹あたりに差し掛かると伊勢湾方面の景色も良く見えてきます。
ちょうどこの写真の手前に見えている部分が一つの山の頂上になっており、ここから山上公園駅まではまた谷が広がります。
何故か30才を超えてから高いところが苦手になりつつある私は、若干ビビってました。
山上公園駅付近の散策は後でやるので、本当の頂上へ向かうべく、さらに観光リフトに乗り換えて頂上に上がります。
頂上まで往復650円です。
まあご覧の通り、冬季はスキーリフトとして用いられているリフトですね。中央に見えている丘のあたりが御在所岳の頂上付近となります。
頂上付近に着きました。
頂上付近と言ったのは本当の頂上はこの写真のもう少し右手にある望湖台とよばれる岩が本当の頂上だから。うっかり写真を撮るのを忘れましたが、後で紹介する動画の方に少し写っています。
望湖台に表現される湖はもちろん滋賀県の琵琶湖のこと!
ご覧のように頂上は県境になっており、この辺りで一番高い鈴鹿山脈に列する御在所岳からは、伊勢湾方面も、琵琶湖方面の景色も楽しむことができます。望湖台には登ることができますのでトライしてみるのもいいですね。私はランニングシューズですのでやめておきましたが…。
伊勢湾方面の景色は、先ほどのロープウェイ山上公園駅あたりの方が良さそうなのでまた戻ります。
おそらく眺めているのは名古屋方面。
山上公園駅付近にはこのような広場があり、こことその近辺に展望の良い場所がいくつかあります。
丁度鳥居のあるところから眺めた伊勢湾方面の風景。
多分琵琶湖方面。竹生島とかも見えるはず…。
少し紅葉には早いタイミングでした。全体的にまだ緑ですが、今年は10月下旬が見ごろのようですよ。
見晴台からも伊勢方面や鎌ヶ岳方面の景色が良く見えます。天気が良くてよかった。
頂上には国土交通省の設置したレーダー雨量計もあったり。
帰りは山上の喫茶店で昼ご飯を頂きました!ただタイミング悪く下山した後にまたバスを30分ほど待つことになってしまいました…。
施設名 | 御在所岳 |
住所 | 〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野 |
もともと湯の山温泉を見つけたのは、先般大阪にできた「アクアイグニス関西空港」を調べていた時にこちらの「アクアイグニス片岡温泉」を見つけたのが発端です。
アクアイグニス片岡温泉は湯の山温泉の温泉街からは少し離れているので、同じアルカリ性であるものの、少し成分が異なるかもしれません。
温泉街と言うのはロープウェイ麓駅あたりなのですが、元からこちらに来たかったので、アクアイグニスにしました。
▼アクアイグニス関西空港参考
アクアイグニス関西空港もそうでしたが、普通におしゃれです。
先ほどの茶色い建物が温泉のある施設になります。
アクアイグニス関西空港は券売機で入浴券購入でしたが、こちらは右手に見えるカウンターで直接購入です。そして左手はお土産コーナーになっております。
カウンターでお金を払いましたら下駄箱に靴を預けて更衣室へ!
暖簾をくぐると更衣室。右手は休憩室ですね!
温泉は先ほどの通り、アルカリ性の温泉なので、入浴すると肌が少しヌメヌメした感じになってきます。その効果で不要な角質を取ることから「美人の湯」と呼ばれているようですよ。
また体がぬくもりやすいことから、長時間の入浴は避けるようにと案内書きがロッカーに記載されていました。
入浴後はおしゃれカフェでケーキをいただきました!
私はよく存じ上げなかったのですが、有名なパティシエである辻口博啓氏のお店なんだそう。
お店の名前は「ConfitureH(コンフィチュール・アッシュ)」。
この見た目がみかんっぽいのと、青りんごっぽいケーキをいただきました。
みかんっぽいのは本当にみかんなんですが、青りんごっぽいのは紅茶が入っているのでお茶の味がしますね!
施設名 | アクアイグニス |
住所 | 〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野4800−1 |
電話番号 | 0593947733 |
URL | https://aquaignis.jp/ |
帰りが遅くなるのも嫌なのでケーキをいただいた後にすぐ帰りました。
今回は大阪から日帰りも可能な三重の湯の山温泉エリアを観光してきました。交通費も往復1万円くらいで行けるので、このコロナ禍においても大阪からリーズナブルに行くことができ、リフレッシュできる良い観光スポットです。
前述の通り御在所岳は10月から11月にかけては紅葉のシーズンとなり、色鮮やかな紅葉を楽しめることでしょう。温泉もアクアイグニス以外に日帰り可能な施設がいくつかあります。
ちょっとしたストレス発散におすすめです!
費目 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
大阪難波=湯の山温泉乗車料金(往復) | 3,000 | 金券ショップ購入時 |
大阪難波=四日市特急料金(往復) | 3,280 | 片道1,640円 |
大阪難波=津「ひのとり」特別車両料金 | 600 | |
近鉄湯の山温泉=ロープウェイ湯の山温泉バス | 360 | |
ロープウェイ湯の山温泉=アクアイグニスバス | 400 | |
ロープウェイ(往復) | 2,450 | |
観光リフト(往復) | 650 | |
10,740 (10,140) | 括弧内は通常特急利用時の最安値 |
三重のガイドブック
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