この記事は 2021年06月12日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
大阪から最も近い北陸地方である福井県。サスペンスドラマで有名な東尋坊や、あわら温泉、そして元祖ソースカツ丼を食べに日帰り弾丸旅行をしてきました。
目次
福井の北部エリアの観光
東尋坊は坂井市、あわら温泉はあわら市にあり、福井県でも最北のエリアにあります。これらの地域は嶺北地方や越前地方と呼ばれています。
観光地はもちろんのこと、この辺りには綺麗な田園風景が広がり、まさに田舎の風景を楽しめます。
今回は大阪からこの辺りの地域に弾丸日帰り旅行に挑戦してきました。
福井まではサンダーバードで
こちらは大阪駅。北陸地方へ向かう特急が出発する11番ホーム。
もう北陸地方と言えば、大阪からは特急サンダーバード以外の選択肢はないでしょう。
乗車するのは「サンダーバード5号」。
福井までは比較的近いとは言え、2時間弱の道のりがありますのでそれ相応に移動時間が掛かります。観光に時間を確保するために、この7時40分発の便を選びました。大阪市内お住まいの方ならもう1本早いものでも良いかもしれません。
ところで電光掲示板2列目にある「ひだ25号」はいつも紹介している一日一本しかない高山行きのワイドビューひだです。こちらもお勧めなので是非どうぞ。
▼高山行きワイドビューひだ
早速いつもの車両に乗っていきましょう。
今回はサンダーバードの紹介ではないので経路は割愛しますが、前回の敦賀に行った際、残念ながら天候が悪く、琵琶湖の風景がよろしくなかったので、天気のいい日の琵琶湖を参考にどうぞ。
このように対岸までバッチリと見通せます。滋賀は相変わらず停車しませんが、琵琶湖風景が楽しめます。
▼敦賀にソースカツ丼を食べに行って、ついでに琵琶湖一周
福井に至るまでは2本の長いトンネル、深坂トンネル、北陸トンネルがあります。トンネルを抜けるとこのような風景も楽しめます。
福井駅に到着しました。
東尋坊やあわら温泉はえちぜん鉄道で
えちぜん鉄道と福井鉄道の駅
えちぜん鉄道のつもりで乗ったのが福井鉄道で行き先を間違えました。
皆さんも間違わないように先に関連図を挙げておきます。JR福井駅を挟んで西側にあるのが福井鉄道の駅、東側にあるのがえちぜん鉄道の駅です。
ちなみに福井鉄道はえちぜん鉄道に片乗り入れをしているのもややこしい話…。間違わないように乗るには、えちぜん鉄道=普通の電車、福井鉄道=路面電車と覚えておくとよいかも。
そんな私は何も考えずに福井鉄道に乗ってしまいました。出発時間も同じだったのでしっかりと確認していなかったことが原因です。
写真を見ていただいたらわかる通り「普通 越前武生」行きと答えが出てますよね。
隣の福井城址大名町駅で運転士が反対方向に行ったので、おかしいなと思いつつもそのまま乗車。
やっぱり南方面に行ったので、隣の足羽山公園口で慌てて下車。
とりあえず一駅歩いて戻りました。
福井城址大名町駅に戻りしばらく待機。先ほど申し上げたように福井鉄道がえちぜん鉄道に乗り入れしているので、このまま乗っていけばどこかで接続するんですね。なので福井鉄道に乗っても、行き先さえ間違わなければ実は問題ないのです。
その接続する駅と言うのが田原町駅です。
写真中央に階段があるのがわかりますでしょうか?左手のホームは路面電車の福井鉄道用、右手は普通の電車のえちぜん鉄道用のホームになっており、双方の乗車口の高さが異なるため、このように奇妙なホームとなっております。
この先、鷲塚針原駅までが福井鉄道の乗り入れ区間ですが、その間の駅のホームではどうなっているかと言うと…。
こんな感じで高いホームと低いホームが共存しています。斬新…。
ともあれえちぜん鉄道にのってほとんど終点まで向かいましょう。
ちなみに福井鉄道に乗車時、整理券を取っていたのですが、田原町の駅員さんに目的地を伝えると切符に交換してくれました。
電車の中からも十分に長閑な風景が楽しめます。向かっているのは終点一つ手前の三国駅。
三国駅に到着しました。
東尋坊観光
東尋坊
三国駅で降りたのはこの電動自転車を借りるためで、えちぜん鉄道の利用者なら誰でも利用でき、電動の場合は1日500円でレンタル可能です。
今回はこの自転車で観光を楽しむことになります。東尋坊までは坂道もあり、電動であれば比較的楽に移動できますし、他の公共交通機関と違い小回りも聞きます。
三国駅から東尋坊までは3.5kmくらいの道のり。乗ってきた自転車は「東尋坊観光交流センター」に駐輪してもよいようです。
この状況と平日であるためか人はまばら。
少し歩くと海が見えてきました。日本海です。大人に変わったら日本海に逢いたくなるのです(北陸ロマン(笑))。
この先崖が広がっているのですが、降りる前にこのような崖の案内板がありました。
とりえず先に進んでみましょう。崖がむき出しで足場は非常に悪いので動きやすい服装や靴で行くことをお勧めします。
このように崖には柵などは一切なく、ギリギリまで進むこともできます。
写真では中々伝えるのは難しいですが、かなりの高さがあり、若干足がすくむくらい。
降りたからには昇らないといけないですが、このように岩場は整備されているわけでもないので、足場は慎重に選びましょう。特に雨の降った後なんかは確実に滑るでしょうから注意が必要。
降りられる場所は複数あるので場所を変えました。割と崖の先で景色を楽しんでいる方が多かったです。
遊覧船も出ており、海側から景色を楽しむことも可能。運賃は1,500円なんだそう。
観光地情報
観光地名 | 東尋坊 |
住所 | 〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64−1 |
IWABA CAFE
崖に降りる前にあるIWABE CAFEで休憩しました。
店内は落ち着いた雰囲気。日本海の風景を楽しめる喫茶店です。
自転車と徒歩で軽く汗をかいていたので冷たいものが食べたくなるころ…。アイスの実(?)が入ったソーダを注文してみました。
ご覧のように海の良く見える席を取りました。奥にぼやけて見えているのは雄島です。
ひっついとるね…。
店舗情報/IWABA CAFE
店舗名 | IWABA CAFE 福井店 |
住所 | 〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64−1−9 |
電話番号 | 0776-81-7080 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
東尋坊291
おしゃれドリンクスタンド(?)である東尋坊291
こちらでは福井県産の素材を利用した自家製のシロップやドリンクを販売しています。
はちみつレモン&ブルーティーだったかな?グラデーションがいい感じなジュースです。飲む時はよく混ぜましょう。何故なら下層がはちみつレモンで激甘だから!
店舗情報/東尋坊291
店舗名 | 東尋坊291 |
住所 | 〒913-0064 福井県坂井市三国町安島64−1−185 |
電話番号 | 0776-50-2720 |
営業時間 | 09:30~16:30 |
ランチ/お食事処たけだ亭
ついでにランチもこの辺りで。
日本海側の街で食べる海鮮丼は大体美味しい説。
東尋坊観光の後はあわら温泉!の前に田園風景や街並みを楽しむために自転車でぶらぶら旅行です。
前半はここまで!
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