2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。5日目はブダペストからお隣スロバキアの首都、ブラチスラヴァへ移動+観光。
この記事の旅程

▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
07.ブダペスト
ホテル朝食

3日目となると朝食も手馴れて来たもの。

大きなテーブルを見知らぬ人と囲むスタイルなのでとっとと食べてとっとと去るのがベスト。
温かい食事はなく、基本的には冷たい食事のみで、パンについては食べ放題です。
さて、旅は5日目。
この日はブダペストを発ち、お隣スロバキアの首都、ブラチスラヴァを目指します。
ブラチスラヴァへはブダペスト西駅を利用

オーストリアからの国際列車はブダペスト東駅(Budapest-Keleti)がメインですが、ブラチスラヴァへの国際列車はブダペスト西駅(Nyugati pu)がメインのようです。

道中ドナウ川の景色。
国際河川であるこの河は、今回の旅でチェコ以外ではお世話になることになります。
ちなみに朝食前にランニングを行ってまして、その景色を十二分に楽しみました。

路面電車を乗り継ぎ、西駅へと到着。
きっぷ購入(注意!)

駅に到着したのできっぷを購入します。
きっぷを購入するうえでのポイントをまずお伝えしておきます。

私は駅に出発30分ほど前に到着。時間的な余裕は十分かと思いましたが実際はそうではありません!

先ほど上げた通り国際列車のきっぷ購入は窓口でのみ購入可能であり、日によっては国際列車の窓口は1つしか開いていないことも!
また、列にそれほど人がいなかったとしても、とてつもなく時間が掛かる方がいらっしゃいます。
この画像は私が(国際列車の)窓口に来たときの様子でぱっと見3、4名程度でしたが、1名中々手続きが終わらず、10分弱待ちました。
刻一刻と迫る出発時間…。間に合わないかと不安になります。
そんな訳で当日にきっぷを購入するのであれば1時間(以上)前に到着するのが良いでしょう。
列車に乗車

出発時間10分前くらいにきっぷの購入が完了しました。
売店が少し混んでおり、余裕がなくなってしまいましたので直接列車へ。この赤い列車が乗車する列車のようです。

なお最後尾は日本の様に先端用の列車ではないことも多いので、なんとも中途半端な見た目…。

乗車する列車にはロゴとともに「Železničná spoločnosť Slovensko」と記載があります。これは「鉄道企業体スロバキア」と訳すようで、実態はスロバキアの国有鉄道のようなもの。

購入したのは2等の自由席。適当な車両に乗車しましょう。
なお、これから乗車する列車の最終目的地はブラチスラヴァではなく、さらにその先チェコのプラハ!
ヨーロッパの国際列車というのはとてつもなく長距離かつ、複数の国を跨ぐのも特徴ですね。
ただ最後まで乗り通した日にはものすごく疲れそう…。
追加料金なしでコンパートメント席も利用可能

ラッキーなことにコンパートメント席に予約票が無いのでそのまま利用できそう。

普通の座席も空いていましたが、コンパートメント席が利用できるのであれば優先しないことに越したことはない!
1つ前の画像にあったように、座席番号の書いたプレートに予約票(の紙)が入っていなければ自由に使っても問題なしです。そして追加料金を取られることもありません。

内側からの様子。

折り畳みの机があり、展開すると広く使えます。ただ多数の不特定多数の人が利用するので綺麗ではないこともありますので、ウェットティッシュがあれば重宝すること間違いなし!

もちろんコンセントあり。

列車は定刻より少し遅れて出発。
ヨーロッパの長距離列車の良いところは、日本の列車のように列車ごとにモータが付いていない車両、つまり客車を利用していることが多いため走行音が非常に静かなことです。

ブダペストから10分程度も走ると直ぐに郊外へ。

検札があり、スタンプと共に穴があけられました。ちなみに検札はもう1回あります。

なお、コンパートメント席のある車両はこんな感じで片方の面が通路に。

ちなみに画像は無いですが、トイレも比較的綺麗です。
国境を越えて

列車はしばらく走ると先日訪れたエステルゴム付近へ。ただし今回はドナウ川を挟んで対岸です。

小さくて分かりにくいですが、奥に見えるのがエステルゴム大聖堂!

そして国境を越え、着いた駅はシュトロヴォ。
観光面では特にこれと言った名所の無かったあの街ですね…。シュトロヴォの様子は少し前の記事をご確認ください。
▼エステルゴムとシュトロヴォ観光

ハンガリーもスロバキアも特に景色は変わりません。このような広大な田園風景が楽しめます。
ところでスロバキアに入ると、今では日本の特急でも少なくなってきた飲食物の売り子さんがやってきます。軽食が希望でしたら利用してみるのもいいかも。

そして国も乗務員も変わったため、2回目の検札がありました。
寝台列車ではこのような経験はありませんでしたが、昼行便ではこのように国ごとに検札することもあるようですね。
ブラチスラヴァへ

特徴的な塔があったりして駅舎の風景も楽しめます。

列車は徐行したり、高速運転したり…。早い時では120km/hほど出ているようでした。

徐行をし出した時にはさらに遅れるかもと不安になりましたが、特に大きな遅延も発生せず。

段々とビルも見えてくればブラチスラヴァが近い証拠。

ここまで約2時間半、もうすぐ到着。

そしてブラチスラヴァ本駅へ到着。
かつてオーストリア旅行で日帰りで訪れたこともありますが、まさかもう一度来るとは…。
▼オーストリアから日帰りでブラチスラヴァ(2017年)

さあホテルへ荷物を置いて市内観光へ!
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