そうだ。ブラチスラヴァへ行こう
旅行の予定でざっくり決めていたうちの1つの予定、お隣のスロバキアの首都であるブラチスラヴァへ行くということです。今回の旅行で3カ国目となります。
なによりもスロバキアという国は、前のチェコスロバキアだった時代は東側諸国の一員でした。その後民主化、分離独立を経て今のスロバキアという国になりEUに加盟となりましたが、それもここ10年、20年の話なんです。すごいですね。詳しい話はググってください。
まだ数カ国しか海外は旅行してませんが、旧東側の国というのは本当に初めてだったので楽しみでした。
そんな理由でブラチスラヴァに行きたかったのですが、何よりもウィーンから電車で1時間くらいの距離なのが決め手です。
地図を見てもらったらわかりますが、オーストリアとスロバキアの首都同士の近いこと!
とてもお手軽です。
国際列車に乗ってみる
まずは例のごとくウィーン・マイドリング駅から出発です。
切符を買うのですが、普通の往復切符(国際電車)を買うのではなく「ブラチスラヴァ・チケット」を購入します。
このチケットの価格は16ユーロで往復の電車賃とブラチスラバ市内のトラムなんかが乗り降り自由なんですよ。
この辺の詳しいお話は、色んな方が書かれているので参考にサイトを紹介しておきます。
チケットを購入して、スロバキア側の2つある到着駅の1つであるブラチスラヴァ=ペトルジャルカ駅(Železničná stanica Bratislava-Petržalka)を目指します。
ちなみにチケットは券売機で購入が超楽。下記購入方法が記載されたサイトを紹介します。

ウィーンを出発すると電車はだんだんと田舎の方を走って行き、1時間程度でブラチスラヴァへ到着しますが、その道のりはリアル世界の車窓からで見ているだけで楽しいです。
そんな風景をアップしました。
ブラチスラヴァ到着
「何かめっちゃ寒い!」
心なしかザルツブルクより寒いです。手が痛いくらいに。
首都の駅だから大きいのかなと思っていたら以外と小さかった。
到着駅はブラチスラヴァにいくつかある駅の一つである、ブラチスラヴァ=ペトルジャルカ駅(Železničná stanica Bratislava-Petržalka)です。
このブラチスラヴァ・チケットではこの南のペトルジャルカ駅と北の中央駅どちらに到着しても問題なく、どちらの駅を目的地にするかによってルートが異なるので異なる車窓風景が楽しめます。
駅前にはショッピングセンターのみとなっており、基本的に見るところはないので、この駅のある新市街から観光が楽しめる旧市街の方へとバスに乗って向かいます。

このチケットにはバス代も入っているので新たに切符を購入する必要はありません。
駅前のバス停から旧市街中心地へのバスに乗ります。
旧市街到着
旧市街に着くと大きな通りのところで降ります。
(最終のバス停だったかどうか覚えてないです…)

バスを降りるとオーストリアとは異なる、独特な空気の感じがしました。
写真の背景に霞んで見える建物わかるでしょうか。こちらはブラチスラヴァ城と言うお城でこの後徒歩で市街地を散策しつつ目指します。
旧市街地中心地からは結構な距離があり、なおかつ観光ですのでいろいろなところを回るので遠回りとなり、最後の方はかなり歩き疲れます。
その道中、オーストリアのSIMではEUのローミングができず若干困るので、たった数時間の旅行の為だけにスロバキアのSIMカードを買いましたので別記事にまとめました。
ブラチスラヴァ城目指して
無事SIMも買うとこができましたので、先の通り散策しながら先ほどの霞んで見えた白い建物ブラチスラヴァ城を引き続き目指します。

ミハエル門(Michalská brána)をくぐる。
結構石畳が多かったんじゃないかな…。歩くのが疲れます。
あとこの辺に日本大使館があるのでパスポートを紛失した方は助けてもらってください。

近づいてきました。少し近くなったでしょ。
ところでこの写真の構図は気に入っており、人がいなくなるの待ってから撮ればよかったと若干後悔してます。

だいぶ近くまで来ました。後は「HRAD/CASTLE」(城)の案内板の通り行くだけ!
ブラチスラヴァ城到着!
やっと着きました。目的地のブラチスラヴァ城です。

この城は4つの塔をテーブルの脚に見立てて、「ひっくり返したテーブル」と呼ばれているようです。愛称…愛称?
私はこの真っ白でシンプルな城はさっぱりしていて好きですけどね。

太陽を背景に スヴァトプルク1世像。

このブラチスラヴァ城からは対岸の新市街を一望できます。
ちなみにこの川、実はドナウ川です。最初は気づきませんでしたが。スロバキア語ではドゥナイ(Dunaj)と呼び、これを西に辿っていくとウィーンにまで
この後城を回り、中を見たりした後ウィーンに向けて出発です。
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