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2023年のGW(ちょっと拡張)は中欧4か国(オーストリア/ハンガリー/チェコ/スロバキア)を2週間で巡る旅。6日目のランチはビール醸造所のレストラン!そして少し観光。
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
鉄道博物館の観光を終え、ブラチスラヴァの旧市街エリアへと戻ってきました。
時刻は15時前後と微妙な時間。
昼食はどこか良いところはないかと調べつつ、市内散策。
旧市街の街並みも色々ありますが、このような時代を忘れさせるような雰囲気も素敵です。
そのようなことを言っている手前、こんな感じの前衛的なオブジェがあるのもいいですね。
ちなみにこのようなオブジェは旧市街の繁華街至る所にあり、これを探しながら散策するのも楽しいものです。
遅めのランチはここ「Bratislavský Meštiansky Pivovar(ブラチスラヴァ・メシュティアンスキー醸造所)」が運営するレストラン。
店内は開放的であり、1人でも家族でも楽しめます。ちょうど私は画像中央に見える2人掛けテーブルと同じような座席に案内されました。
醸造所オリジナルなビールがもちろんおススメの商品!
そしてビールを始めとしたアルコール類に欠かせない料理も多く。
こちら「Bratislavský ležiak 12」、つまり「Bratislava Lager 12」です。
ちなみに500ml入っていますが、料金は2.8EUR。日本の居酒屋と同じか少し安いくらいでしょうか。
非常に飲みやすく、最初の一杯としてゴクゴクいけてしまします。
こちらは「Mum’s bean soup with smoked meat and homemade noodles」。つまり「お母さん特製燻製肉と手作り麺のマメスープ」。
大きなソラマメ?と太麺、そして燻製肉の入った具沢山スープです。
このスロバキアや中欧地域はグラーシュと言い、スープ料理が大変美味!
付け合わせはライス。米はインディカ米だと思いますが、ヨーロッパで米が食べられるのはそれほどないのでちょっとうれしいです。
ちなみに少し塩っ気が効いていたかな。
ソーセージも注文。こちら想像よりかなりサイズは大きいです。
マスタード共にいただくとこれが絶品!
そして料理に合いそうなダークビール「Bratislavský Bubák tmavé 12°(Bratislava Bubák dark 12°)」も追加注文!
ダークビール特有の濃厚な味わいで、こちらはじっくりと味わいながら飲みたくなる一品。
醸造所で頂くランチは大変満足できました。ちなみに全部で22ユーロくらい。まあこんなもんでしょう。
店舗名 | Bratislavský Meštiansky Pivovar |
住所 | Dunajská 21, 811 08 Staré Mesto, スロバキア |
電話番号 | +421 948 710 888 |
URL | dunajska.mestianskypivovar.sk |
営業時間 | ・火~土曜日 11:00~23:00 ・日/月曜日 11:00~22:00 |
さて、翌日はチェコのプラハに向かうことになります。
ここでブダペストでの経験を生かして、前日にきっぷを購入しておくことにしました。
▼ブダペストでの当日きっぷ購入がギリギリになった件
市内交通きっぷはこのような古風な券売機で購入可能。
ちなみに買い方はご覧の通り、購入したい種類のきっぷのボタンを押して、硬貨を入れるだけ。クレジットも使えるみたいですが、どちらかと言うとその設備がなく、使えないケースの方が多かったと思います。
よってユーロのコインは多少持っていた方がよいでしょう、それにトイレの入場料金なんかにも重宝します。
ちなみにコアゾーンである100+101の24時間きっぷは4EURでした。
この料金ちょいちょい値上げされており、先ほど調べてみた所2023/7/1からは4.8EURにまた値上がりするみたいです。
まあでも30分有効なシングルのきっぷでも1.1EUR(2023/7/1~)しますから、5回乗れば元は取れますし、都度購入の手間を考えたら買っておいた方が楽だと思います。
さて、路面電車はブラチスラヴァ本駅へと到着。
ブラチスラヴァ本駅(鉄道駅)にブダペストから到着したときはこの乗り場の場所がわからなかったのですが、どうやら駅近くに入り口があったみたい。
こんな感じのエスカレータがあり…。
あれ…、鉄道駅に接続してるな…。ここはどこかな?
ちゃんと「TRAM STATION」って書いてるね。
外に出てみると場所が良く分かりました。
駅舎正面右手にある分かりにくい入り口が路面電車ホームへの入口になっているようです。
国際列車のチケットはこの広場でも、柱の向こうにある窓口でも購入可能。
私は柱の向こう側にある窓口で購入しました。
こちらには「Complex ticket service(複合チケットサービス)」と記載がありましたので、大抵のきっぷは購入可能なんだと思います。
6年前に来たときは全然英語が通じずに雑だった窓口。
今回は全然そんなこともなく、多少なまっていて分かりにくいところがあるものの、丁寧な対応でした。
▼6年前のブラチスラヴァ旅行
親切に出発時刻など注意書きもしてくれました。
ちなみにこんなやり取りできっぷを購入。
この10:06のプラハ行きEC252ってのに乗りたいんやけど
(メモを見せる)
あい、わかった。
ほな、これあんたのきっぷや。
これ割引料金適用してるから、この時間に絶対遅れたらあかんで!
わかった。ありがとう!
こんな感じで何も言わなくても割引きっぷを手配してくれました。
ポイントとしては駅でどの列車がいいかやり取りをするのはちょっと難易度があがるので、事前に自分で調べておくことですね。
その調べ方も超簡単。Googleマップで経路検索するだけです。それだけで列車の番号がでてきます!
そんな感じでプラハ行ききっぷ購入イベントは完了。
そして事前購入したことでプラハまで20.5EURな格安きっぷも購入できました!
さて、きっぷ購入後はもう少し観光してみます。
ここはブラチスラヴァ本駅から少し離れた所にある「グラサルコビッチ伯爵宮殿」。
大統領官邸でもあるこの建物は、かつて存在したハンガリー貴族であるアンタル・グラサルコビッチの物だったそうです。彼はマリア・テレジアの信頼ある人物でもあり、ハンガリーの歴史に大きな貢献をした人物だそうです。
ハンガリーと言う言葉に若干違和感があるかもしれませんが、当時18世紀のハンガリー(王国)というのは今とは異なりその領土も広域で、このスロバキアもその一部だったのです。
また、ハンガリー(王国)はオーストリア(大公国)と密接な関係があり、この18世紀末ごろのハンガリー女王と言うのがマリア・テレジアでした。
これでこのスロバキアと言う国で、他の国の重要人物が出てきた理由が少しわかってきたのではないでしょうか。
といっても私も付け焼刃の知識をひけらかしているだけですが…。
さて、歴史の話は置いておいて、観光の話。
このグラサルコビッチ伯爵宮殿には美しい庭もあります。そこに行くには少し回り込む必要がありますので北方面にある庭の入口へ。
こちらが入り口。
こんな感じでたばこや飲酒、自転車の乗り入れ、犬の散歩が禁止されていますので公園内は穏やかに過ごせそうです。
正面に見えているのがグラサルコビッチ伯爵宮殿。そして手前にあるのはマリア・テレジア像。
マリア・テレジア像があるのは先ほど紹介した歴史的な経緯からでしょう。
丁寧に整備のされた花も美しく。
まさにチューリップは旬な時期(3~5月頃)であり、その美しい様子が楽しめました。
多くの人々で賑わうグラサルコビッチ伯爵宮殿は、市民憩いの場として愛されている素敵スポットでした。
観光地名 | グラサルコビッチ伯爵宮殿/Prezidentský palác |
住所 | Hodžovo námestie 2978/1, 811 06 Bratislava, スロバキア |
電話番号 | +421 2/578 881 55 |
URL | prezident.sk |
グラサルコビッチ伯爵宮殿前からブラチスラヴァ城を望む。
さて、いよいよブラチスラヴァ市内繁華街の主な観光スポットは回ってしまい、どうしたものかと考えていたところ。
少し考えた結果、残りの時間は前述の謎のオブジェ探しをしてみます。
さっそく1つ見つけました。
ミハエル門近くにある謎の岩。
”マンホールおじさん”ことチュミル像。
こちらは結構有名ですよね。ちなみに”チュミル”とはスロバキア語で”のぞきや”を意味するそうです。
こんな感じでマンホールからニュっと出ています。
これもオブジェと言えばオブジェですが、「リュドヴィート・シュトゥールの記念碑」と呼ばれています。リュドヴィート・シュトゥールという人物はスロバキア語の言語学者であり、スロバキアの民族復興の指導者なんだそうです。
さて、時刻も遅くなりましたので観光も終え、ホテルへ。
あれ?夕食食べたっけ…。記事を書くのが遅くなるとそんなことも忘れる始末…。ちなみに翌朝のサンドイッチは買いました。
夕食の記憶は怪しいですが、ビールは忘れていません。今夜はこの2本。どちらも飲みやすいビールでした!
さて、2泊3日と短い間でしたがブラチスラヴァ観光が楽しめました。翌日は兼ねてより行ってみたかったチェコ、そしてその首都プラハへ向けて出発です。
スロバキアのガイドブック
ヨーロッパの便利グッズ
*対応していない国もあります。
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