この記事は 2021年06月13日 に作成された記事です。最新の情報もご確認ください。
大阪から最も近い北陸地方である福井県。サスペンスドラマで有名な東尋坊や、あわら温泉、そして元祖ソースカツ丼を食べに日帰り弾丸旅行をしてきました。
東尋坊を観光したのちは、レンタルした電動自転車を活用して福井の風景を楽しみます。
ちなみに自転車はこちら。
この辺りは福井平野と呼ばれる平坦な土地で、なおかつ福井でも有数の水田地帯となっており、その面積は約2万ヘクタール、実に福井県全体の水田面積の約半分であるとのこと。
電車からも良く見えていましたが、自転車で走っていても両サイドを水田に囲まれるような素敵な風景です。
今回はいい感じの写真が撮れると思い、ミラーレスを持っていきましたが正解でしたね。
青々としていますが、やがて9月ごろに収穫されるようです。
水田広がる風景を実に2時間程度楽しみまして、自転車をもとの三国駅へ返しに行って来ました。
Garminで経路を記録しておきましたが、その移動距離は約20km！さすがに電動と言えど疲れますね…。
電車は日中概ね1時間に2本程度。このくらいの本数だとあまり時間を気にしなくても大丈夫なので助かります。以前四国一周旅行をした際、予土線は本数が極端に少なくかなり注意深く計画を考えました…。
▼予土線のトロッコで四万十川を楽しむ
あわら温泉があるあわら湯のまち駅までは3駅と短い旅でした。
ちなみにJR北陸線にも「芦原温泉駅」がありますが、こちらは最寄り駅ではないので注意が必要です。このあわら温泉街とJR芦原温泉駅は直線距離でも4kmほど離れていますので、JRの駅からはバスやタクシーなどを利用しましょう。
あわら温泉の街は非常にコンパクトで、観光スポットも多くないので一日で街全体を観光できるでしょう。どちらかというと何もせず、ゆっくりとしたいときにおススメかな。
それでは温泉へ！
自転車で汗をかいていたので、早くリフレッシュしたいところです。今回行ってきたのは日帰り温泉の「セントピアあわら」。昔からの旅館も多いですが、こちらは比較的新しい建物でした。
開放感のあるフロア。
たまごを買えば温泉たまごもできるみたい！
この日は男性の入浴料金が割引で400円。通常の料金も500円とお安くなっています。天の湯と地の湯がありますが、定期的に入れ替わりがあり、この日は男性が地の湯でした。
地の湯には釜風呂(サウナ)があるのですが、おそらく先般の火事の影響で利用不可となっています。
湯温は高めなので、長く使っているとのぼせそうになってきます。個人的にはジェットバスが最高でしたね。丁度移動しすぎて腰が来ていましたのでほどよい圧でした。
湯上りはやっぱり牛乳が飲みたくなりますね！この牛乳は特に福井県産ではなく普通の牛乳なんですが、工場が割と地元だった…。
| 名称 | セントピアあわら |
| 住所 | 〒910-4104 福井県あわら市温泉４丁目３０５ |
| TEL | 0776-78-4126 |
| 営業時間 | 10:00～22:00 |
| 定休日 | 火曜日 |
| URL | セントピアあわら公式HP |
次の電車までの時間を利用して、駅近くの広場にある芦湯を見てきました。
足湯は5つに区切られており、それぞれ泉質や湯温、趣が異なっています。今写真の左手に見えるのが手前から弐の湯、参の湯、壱の湯、右手手前が円満の湯、奥が船の湯です。
ご覧の通り足湯となっており利用は無料です！そして足を拭くためのタオルは別途有料で販売しているのもうれしいところ。
このようにそれぞれの足湯の場所に、効果や湯温が記載されていますのでお好みのところへどうぞ！
南側の出口からは湯けむり横丁へと続いています。
残念ながら時間が早すぎて店はやっていませんでした。夜になると店が開くので、温泉に入った後一杯ひっかけるのに丁度いいですね！
| 名称 | 芦湯（あしゆ） |
| 住所 | 〒910-4104 福井県あわら市温泉１丁目２０３ |
| 営業時間 | 07:00～23:00 |
何だかんだで大阪までは2時間は掛かるわけで、遅くなりすぎないように帰りましょう。ここからは再びえちぜん鉄道で福井駅まで戻ります。
緑豊かな豊穣の大地と言った感じですね。
これがえちぜん鉄道に乗り入れている福井鉄道の車両。田原町までは路面電車として、それ以北は普通の電車っぽい感じで走っている奇妙な電車です。
北陸本線の上を走るえちぜん鉄道の上を走る（予定の）北陸新幹線。変化が目まぐるしいのかどうかわかりませんが、Google Mapsはまだ北陸新幹線の高架の衛星写真はありませんでした。
北陸新幹線の高架を潜り抜けてしばらくすると福井へ到着。
北陸新幹線の駅工事が進んでいます。北陸新幹線の開業は喜ばしいことですが、同時にサンダーバードは敦賀打ち切りのさだめ…。大阪から北陸方面は利便性は高まるものの、料金が高くなるのは喜べないところ…。
それはさておき夕食です！
ここはやはり自分で紹介した手前、行ってこなければ！そうです、ソースカツ丼が美味しいヨーロッパ軒総本店です。
以前日本海側の路線を使って北海道に至るルートを検討した記事で紹介しました。
▼日本海の路線で大阪から北海道まで行くルート
そして少し前に、ヨーロッパ軒の分店である敦賀ヨーロッパ軒の駅前店に行って来ました。
▼敦賀ヨーロッパ軒
ヨーロッパ軒は駅からは徒歩圏内にあり、そのルートも非常に簡単です。
まずは駅前の中央通りを西進します。
福井銀行を過ぎたところ。
中央に見えている交差点を右折しましょう。
右折後少し歩くとこのような建物が見えてきます。これが総本店！
ちなみに左に見えている車は先ほどの交差点からずっと並んでいる車…。
早速入っていきましょう！
2Fもあるようですが、今回は1Fで。
定番なのは右手上に見えているソースカツ丼ですが、それは前回敦賀でいただいたので、今回は少し贅沢をして、3種類スペシャルカツ丼セットにしました！
3種類のうちには、もちろんトンカツ、そしてエビフライとメンチカツが入っています！
やっぱり蓋は閉まってませんでした(笑)エビフライのせい…。
メンチカツがジューシーで美味しかったです！
付け合わせの黒い液体は追加ソースなんですが、かけなくても十分にかかっています。
ちなみにこの3種類スペシャルカツ丼セットは1,350円でございました。
大阪へ帰るために福井駅へ戻りましょう。
18時41分のサンダーバード42号に乗っても良かったんですが、お土産を買ったので特急料金を少しケチりましょう。
ここからは一番上に見えている普通敦賀行きで終点まで向かいます。
丁度学生の帰宅時間と被ったため、比較的乗車率高め。
それでも鯖江を過ぎたころにはずいぶん人が減っていました。
先日も訪れた敦賀駅に到着。先ほどのサンダーバードを少し待ちます。
駅の跨線橋には意味ありげな扉が。そうです、ここから北陸新幹線の敦賀駅につながるのです。
北陸新幹線開業後にこの写真を見た方は懐かしく思うことでしょう。
さあこれで大阪へ帰りましょう。
大阪方面への登りはループ線を通ります。これは丁度1周して高度を上げたところで一瞬見える敦賀市内の風景です。
敦賀からは1時間半程度で大阪へ到着です。
今回は大阪から一番近い北陸地方である福井に弾丸日帰り旅行をしてきました。
福井は比較的利便性も高く、朝早くに出発すれば観光時間も十分にとれるでしょう。もし1泊で予定で組めるのなら、かなり満足の行く観光ができると思います。
大阪の田舎でも中々見れない田園風景が楽しめるのも、街並みを観光するのが好きな私にとってはうれしいことでした。
何れサンダーバードは敦賀止まりになってしまいますが、北陸新幹線になることで福井以北の旅行はさらに利便性は上がることになるでしょう。
福井は近いですが日本海側に出ると「遠いところに来たな」という気分にもなり、近くても旅行気分が高まるステキなところです！
日々の喧騒を忘れて小旅行はいかがでしょうか。
関西1デイパスとe5489の特急券予約を利用すれば2,300円お得！
| No. | 出発駅(地) | 出発時間 | 到着駅(地) | 到着時間 | 実利用料金(円) | 参考料金(円) | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | – | – | – | – | 3,600 | – | 関西1デイパス |
| 2 | 敦賀 | – | 福井 | – | 990 | – | 関西1デイパスの範囲外 |
| 3 | 大阪 | – | 福井 | – | – | 6,820 | 往復 |
| 4 | 大阪 | 07:40 | 福井 | 09:36 | 2,200 | 2,730 | サンダーバード5号指定席 |
| 5 | 福井 | – | 三国 | – | 730 | 730 | |
| 6 | 三国 | – | あわら湯のまち | – | 280 | 280 | |
| 7 | あわら湯のまち | – | 福井 | – | 680 | 680 | |
| 8 | 福井 | – | 敦賀 | – | 990 | – | 関西1デイパスの範囲外 |
| 9 | 敦賀 | 19:16 | 大阪 | 20:38 | 1,860 | 2,390 | サンダーバード42号指定席 |
| 計 | 11,330 | 13,630 |
福井のガイドブック
ポチップ
この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね！
コメント