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DHA SIM for EUROPEをマルタで利用しました。珍しくいつものahamoが使えないことが判明したので試してみました。
いつもの海外旅行ではドコモのサブブランドであるahamoを利用しています。海外においては日本人の渡航先98%をカバー*し、現地で特別な追加契約なしに日本と同じように利用できる代物です。
ところが今回行くマルタ、その98%から漏れてしまいました。そのまま使えると思っていたのですが、念のため調べておいてよかったです。
そんな訳でどうしようかと調べていたところ見つけたのがこの「DHA SIM for EUROPE」。どうやらマルタに対応しているらしい!
そんな訳で今回はこのSIMのレビューです。
ちなみにですが、DHA SIMが対応して、ahamoが非対応なヨーロッパの国**はマルタを含めてこのくらいありました。
アルバニア
ジブラルタル
セルビア
ボスニア・ヘルツェゴビナ
マルタ
モンテネグロ
たしかにそうなんだよな。ジブラルタルで絶妙に使えなくてちょっと困ったんだよな…。
*2024/09時点のahamo公式HPより
**ヨーロッパの定義は国連基準とし海外領土は除く
項目 | 内容 |
---|---|
対象国 | 42か国 *海外領土や自治領含む |
利用可能日数 | 10日 |
利用可能容量 | 5GB |
Wi-Fiルータ | 使用不可 |
テザリング | 使用不可 |
対応バンド | 4G・LTE 3/7/20 3G 1/8 |
SIMサイズ | 3 in 1(標準/マイクロ/ナノサイズ) |
付属品 | SIMカード/SIMピン/多言語マニュアル |
※代表的なものを記載。詳細はメーカー公式サイトにて確認のこと。
※概要及び特徴は商品パッケージ・公式HPより引用
SIMカードあり
eSIM
早速開封。
SIMカードになにやらブランド名が記載されていますね。このCMLinkというのは中国大手通信会社である「中国移動(China Mobile)」の香港にある子会社「China Mobile International」の手掛けるブランドのようです。
DHA SIMはこれにカスタマーサポートをつけて販売しているようです。
セットの中にはSIMピンも入っているのが地味にうれしいです。そしてこのピンが入っている小袋も、抜いた日本のSIMを保存しておくのに丁度いい感じです。
SIMには利用開始期限が存在しますので、期限が過ぎる前に利用しましょう。
SIMの入れ替えは飛行機に乗っている間に行いました。一応注意書きには下記の記載があります。
SIM挿入は、必ず渡航先到着後に行ってください。日本国内でSIMを挿入されると、現地でご使用頂けない場合がございます。
これは恐らく日本で挿入したタイミングでアクティベーションされてしまうことがあるためだと考えられます。
実際に飛行機を降りて、乗り換えのドイツで機内モードを解除したとたんアクティベーションが実行され、10日後の有効期限が設定されてしまいました。
さて、マルタに到着し、再度機内モードを解除すると、ここでは「go mobile」という現地大手キャリアの回線を掴みました。
ホテルが首都ヴァレッタの対岸にあるスリーマという地域にあり、ここで回線速度を計測。
やはり昨今の5G回線に比べるとかなり遅いですが普通にWEBブラウジングしている分には特に問題のない早さでした。
余談ですが、御覧の通りChina Mobile Hong Kongへローミングを行っているのか、ヨーロッパでは閲覧できないYahooニュースなんかを普通に見ることができました。
実際に使ってみましたが、特に問題もなく快適でした。
やはり優先するのはahamoなのですが、下記のような場合にも利用できるかと思います。
なお、今回購入したのはSIMカードが入っているタイプですが、eSIM版と言うものも存在します。
最近のスマホはeSIMにも対応し、なおかつデュアルSIMの機種も多いので、こちらを購入すると面倒な差し替え無しで利用することも可能です。
なお、5GBは色々現地のことを調べているとすぐになくなります。複数枚用意していくか、現地キャリアの契約も考えた方がいいかもしれません。
私の場合、2日目で半分くらい使い切って、旅行中に無くなるのが目に見えたので、マルタの大手キャリア「epic」でプリペイドSIMを契約しました。
個々人の状況、好みに合わせて購入するといいと思います。
▼商品の購入
SIMカードあり
eSIM
マルタの便利なグッズ
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