ポルトガルのリスボンからスペイン南部マラガへ寄り道しながら2週間かけて巡る旅。10日目は内陸のロンダへ向けてアルヘシラスから出発。
▼この旅の一覧、費用のまとめはこちら。
旅行は11日目。この日で全旅程の3分の2が完了しました。
ここからは再び東方面への列車に乗り、アルヘシラスからも旅の最終目的地であるマラガからも同じくらいの距離にある、内陸の街ロンダへと向かいます。
ホテルが駅前なので朝はゆっくりできました。
ここから乗車するのはアルヘシラスに来る際にも乗り換えで寄ったアンテケラ・サンタ・アナ駅行きの列車です。
時間になると入場できるみたいです。
ちなみにこの駅では荷物検査はありませんでした。設備はあるようですのでもしかすると特定の列車で利用されるのかもしれませんね。
ところで案内掲示板には2番のプラットフォームと書いており、実際に止まっていたんですがこれは嘘です。
直前にプラットフォームが変更され、4番線になりました。
このくらいの小さな駅なら別にいいんですが、大きな駅で直前の変更をされると嫌ですよね…。
列車は空いていました。
このアルヘシラスからロンドの間は山間部を地形に沿って蛇行しながら進みますのでスピードは結構ゆっくりになります。
路線の周りでは放牧がおこなわれており、牛たちがゆったりと過ごしていました。
場所によってはこんな感じの荒々しい山の斜面に面したエリアを走ります。
列車は段々と標高を上げてきました。
列車は少し遅れてロンダ駅へ到着しました。
これから宿泊するホテル セビリアは駅から西に徒歩10分程度の距離にあり、観光スポットからも離れた落ち着いた場所にあります。
早速ホテルへチェックイン。
受付のスタッフのかたは英語が全く通じない方でしたが、ノリと雰囲気で乗り切りました。
ベッドが2つある部屋でしたが広さは十分にあり、荷物を広げたり片付けやすいです。
浴室にはシャワーだけではなく浴槽もあるのがうれしいポイント！
そういえば今回の旅で初めて浴槽のオイルヒーターがありました。
さすがに標高が700m程度あり、内陸部の街なので地中海に面した都市よりかは冷え込むのでしょうか。
ちなみになかった設備と言えば冷蔵庫くらいですかね。
| ホテル名 | ホテル セビリア / Hotel Sevilla |
|---|---|
| 住所 | C. Sevilla, 106, 29400 Ronda, Málaga, スペイン |
| 電話番号 | +34 952 87 92 17 |
| 予約 | hotels.com |
観光はまず新市街の中心部、闘牛場のある辺りを目指します。
この「聖母の慈悲教会(Iglesia de Nuestra Señora de la Merced Ronda)」の近くに最初の目的地であるアラメダ・デル・タホ公園があります。
ただの公園ではありません。この公園からは絶景が楽しめるのです。
向こうに山が見えていますね。絶景を楽しむには柵の所まで行きましょう。
その絶景がこちら。
このロンダの街の北側エリア以外は程度の差こそあれ、このおうな切り立った崖の上にある街なのです。
そしてこのアラメダ・デル・タホ公園は西側のエリアが眺めれるエリア。
こちらが崖の下に見える街で、田園風景が広がります。
この下の街に降りて行くには旧市街にある、比較的周りより標高が低くなる部分から回り込んで行かないといけないくらい急な崖の上にあるのです。
この崖は北の方へ進みそこからぐるっと反時計回りに回って向かいに見えている部分にまで続いています。
上部から眺める建物はミニチュアを見ているようで美しい眺めです。
公園の南端部分から眺めた風景で、向こうに見えているのは橋を渡った先にある旧市街エリアです。
このロンダの街の新旧都市はグアダレビン川によって浸食されて出来た渓谷にまたがっています。自然が作り上げた渓谷の風景も美しいのですが、それは次の記事で紹介したいと思います。
崖の上にあるアンダルシア地方の美しい街ロンダの観光はもう少し続きます。
| 観光地名 | アルメダ デル タホ / Alameda del Tajo |
|---|---|
| 住所 | C. Virgen de la Paz, 29400 Ronda, Málaga, スペイン |
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