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2024年12月9日 更新
時刻表の情報は2024年3月時点の情報です。
JR東海所有の車両で、名古屋~高山・富山を結びますが、一部は大阪から直通しています。
引用:JRおでかけネット/JR西日本
「特急ひだ」は、岐阜県を縦断するJR高山本線を主に走行し、映画「君の名は。」で有名になった飛騨古川や観光名所の高山、温泉街の下呂へのアクセスに欠かせません。2022年頃までは「ワイドビューひだ」の愛称で親しまれ、当時使用されていたキハ85系車両は広い窓からの展望が特徴的でした。
余談ですが、高山本線は非電化路線であり、ここを走る列車は基本的にエンジンを搭載した気動車です。車と同様に燃料を積んで自走するため、独特のエンジン音が楽しめます。
特急ひだは新型のHC85系に置き換わり、ハイブリッド式となってモーターで駆動するようになりました。そのため、燃料を積んで自走する列車ですが、形式上は「電車」とされています。
今回は、1日1本ずつ大阪発着の「特急ひだ」、通称「大阪ひだ」について解説します。
前述の新型車両であるHC85型は2023年3月18日より利用されています。気になる方は下記も参考ください。
▼新型車両(HC85系)に乗車&大回り乗車
大阪からJR高山本線(高山本線)内の各駅にJRのみで行くには通常下記の2パターンどちらかで行くことが考えられます。
経路:東海道本線 -> 岐阜 -> 高山本線
経路:東海道新幹線 -> 名古屋 -> 東海道本線 -> 岐阜 -> 高山本線
高山本線を走る普通列車は少ないため、どちらの方法を取っても「特急ひだ」は利用することになり、乗換案内にてルートを検索すると2つ目の「新幹線+在来線特急」の組み合わせが多くヒットします。
一方今回紹介したいのは1つめの「在来線」のみで行く方法の中でも、コスパもいい「大阪ひだ」と呼ばれている列車、つまり下りの「特急ひだ25号」上りの「特急ひだ36号」です。
比較の為、在来線のみでアクセスするこの2つの方法でメリット・デメリットを紹介したいと思います。
特急ひだ25/36号を利用しない、岐阜乗換で在来線のみを利用した場合のアクセスは大体下記のようになると思います。参考に下りの大阪発では下記の通り。
乗り換え回数は3回(大垣乗り換えがないパターンは2回)で、東海道本線(京都線も含めて)をひたすら乗り換えしていくパターンです。
今回おススメする特急ひだ25/36号の場合のアクセスですと下記のようになります。
便 | 出発 | (京都) | 到着 |
---|---|---|---|
25号[大阪⇒高山(下り)][休日] | 08:02 | 08:34(出) | 12:14 |
25号[大阪⇒高山(下り)][平日] | 07:58 | 08:31(出) | 12:14 |
36号[高山⇒大阪(上り)][休日] | 15:34 | 19:17(着) | 19:50 |
36号[高山⇒大阪(上り)][平日] | 15:34 | 19:17(着) | 19:50 |
宿泊を兼ねた滞在であればかなりベストな設定時刻とは思います。帰路についても大阪市内在住であれば21時までに帰宅できるので「土曜日は高山の観光をして日曜日は下呂温泉に入って帰ってくる」と言うすばらしい週末温泉旅行プランが立てられますね。
▼高山での食べ歩き観光
2024/11/08 追記
新幹線と在来線特急の割引が2024年3月に廃止されたため、新幹線とひだの組み合わせの料金が高くなりました。
前掲のメリット・デメリットも踏まえて大阪=高山でかかる費用を比較してみます。
No | パターン | 特徴 | 所要時間(約/分) | 費用(円) | 内訳(運賃+特急料金(円)) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 大阪から特急ひだ25/36号 | 乗換不要 | 260 | 7,920 | 5,500+2,420 |
2 | 岐阜で特急ひだ乗換 | 最安 | 280~300 | 7,360 | 5,500+1,860 |
3 | 新幹線(のぞみ)を利用して 名古屋で特急ひだ乗換 | 最速 | 220~300 | 11,110 | 6,380+4,730 |
25/36号パターンは例に挙げた3種の中で間のお値段。それぞれに一長一短あります。
新幹線は乗り換えタイミングで所要時間幅が大きいのですが、一番タイミングのいいときは最速になります。ただし経験から言うと高山本線はよく遅延しているので乗り換えも失敗するかもしれません。
高山本線は単線(上り下りで1本の線路を共有)ですれ違いが必要であり、上下どちらかが遅延すると芋づる式に遅れてくるためです。ただ、その場合は新幹線の指定席を次の便などに振り替えてくれるようです。
さて、この2024年3月に新幹線と特急の乗継割引が廃止となってしまったことで、No.2の岐阜乗換はコスト面で多少有利ではあったものの、完全にその優位性をなくしてしまいました。
こうなってしまいますと、やはりコストだけでなくタイパも良い選択肢は特急ひだ25/26号になってくるのではないでしょうか!
大阪発着の特急ひだ、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
▼大阪/関西発のお得なきっぷはこちら
簡単なのはJRの窓口での購入ですが、旅行代理店を利用すると宿泊ホテルとのセットで一括購入することも可能です。
希望される方はJTBが便利ですので、購入時に特急ひだを選択する方法を下記の記事にて解説しております。
ここまで「大阪ひだ」の説明をしてきましたが、名古屋を発着する特急ひだでは面白い体験ができます。
それはこの名古屋=岐阜までの間は座席が反対向きでバックしているように進むこと!
例えば、「大阪ひだ」である特急ひだ36号と併結されている名古屋行きの特急ひだ16号で考えます。
まず①、高山本線で36号と16号は岐阜まで併結されて運行されています。そして②、岐阜駅には大阪方面へ頭を向けて進入し切り離しを行います。
この時特急ひだ16号は名古屋方面にお尻が向いているわけですが、岐阜から名古屋までは30分くらいの距離。わざわざ座席の向きを変える程の時間でもないですね。
よって③、進行方向名古屋であるものの、座席は反対向きで出発するわけです。
これは車内でもアナウンスがあります、名古屋発着の特急ひだを利用される方は、座席の向きを変えずにそのまま乗車するようにしましょう!
大阪のガイドブック
岐阜のガイドブック
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